散楽さるがく)” の例文
奈良坂春日社の縁起(『坊目考』による)によるに、夙の者の祖弓削浄人ゆげのきよひとが、散楽さるがく俳優をなして春日神に父の白癩平癒を祈った。これが「申楽翁三番叟さるがくおきなさんばそう
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
その中でも散楽さるがくすなわち能役者のうやくしゃの如きは、室町時代から解放せられて、立派な身分となっているのであります。