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敗鼓皮丸
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はいこひがん
ふりがな文庫
“
敗鼓皮丸
(
はいこひがん
)” の例文
聖賢の言は、生活の虚飾として用いられ、いたずらに神仙の迷信のみ流行し、病人は高価な
敗鼓皮丸
(
はいこひがん
)
を押し売りされて、
日増
(
ひまし
)
に衰弱するばかりなのだ。この支那の民衆の現状をどうする。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それから医者をかえて、さらに有名な大先生にかかったが、こんどは、蘆の根や、三年霜に打たれた甘蔗のかわりに、
蟋蟀
(
しっしゅつ
)
一つがい、平地木十株、
敗鼓皮丸
(
はいこひがん
)
などという不思議なものが必要だった。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
敗
常用漢字
小4
部首:⽁
11画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画