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はいこひがん
ふりがな文庫
“はいこひがん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
敗鼓皮丸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敗鼓皮丸
(逆引き)
聖賢の言は、生活の虚飾として用いられ、いたずらに神仙の迷信のみ流行し、病人は高価な
敗鼓皮丸
(
はいこひがん
)
を押し売りされて、
日増
(
ひまし
)
に衰弱するばかりなのだ。この支那の民衆の現状をどうする。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それから医者をかえて、さらに有名な大先生にかかったが、こんどは、蘆の根や、三年霜に打たれた甘蔗のかわりに、
蟋蟀
(
しっしゅつ
)
一つがい、平地木十株、
敗鼓皮丸
(
はいこひがん
)
などという不思議なものが必要だった。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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