“撹”の読み方と例文
読み方割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先の望みや気苦労もなさそうな、お雪などのとりとめのない話に、き乱されていた頭脳あたまが日ごろの自分にかえったような落着きと悦びとを感じないわけに行かなかった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
浅井は外出のそわそわした気分をき乱されて、火鉢の傍に坐って、手紙を繰り返し眺めていた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)