“搬送”の読み方と例文
読み方割合
はんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部隊としては籾を集めて、これを米とする以外になかった。しかしツゲガラオ飛行場から飛び立つ米機のため、昼間は籾の搬送はんそうは出来ぬ。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
此の山のふもとから北方に拡がるサンホセの盆地から、米機の眼を盗み、兵達が搬送はんそうして来たもみをバンカに連ね、既に朝の籾きが始まったのであろう。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)