揺籃歌ようらんか)” の例文
ショパンの『揺籃歌ようらんか』や『円舞曲=嬰ハ短調』もその頃であるが、いずれも恐るべき吹込みで、今日のレコードに比較すべくもない。
そのうちでも一般から愛されるのは『揺籃歌ようらんか』Wiegenlied で、この歌に行きわたる柔かい母性愛の美しさは、いかなる人も及ばない。
グラナドスの『スペイン舞曲』(JD六五二)とドビュッシーの『亜麻色あまいろの髪の娘』(DA六六)、フォーレの『揺籃歌ようらんか』(DB一六五三)を採るのが本道かも知れない。