揮発性きはつせい)” の例文
そうして「詩人」とか「天才」とか、そのころの青年をわけもなく酔わしめた揮発性きはつせいの言葉が、いつの間にか私を酔わしめなくなった。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)