指図通さしずどお)” の例文
これで、自分は寝てもいいと云う許可を得たから、正式に横になっても剣突けんつくを食う恐れはあるまいと思って、婆さんの指図通さしずどおり戸棚を明けて見ると、あった。布団がたくさんあった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)