拖泥たでい)” の例文
が妻に対することでは有り、にやくやにいいまぎらして、拖泥たでい滞水の挨拶を以て其場を済ませて置くというようなことも仕無かったろうから、次第次第に夫婦の間は険悪になっていったであろう。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)