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抜苦与楽
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ばつくよらく
ふりがな文庫
“
抜苦与楽
(
ばつくよらく
)” の例文
胸の恨を棄てなんことは忍ぶべからず、平等の見は我が敵なり、差別の観は朕が宗なり、仏陀は智なり朕は情なり、智水千頃の池を湛へば情火万丈の
燄
(
ほのほ
)
を拳げん、
抜苦与楽
(
ばつくよらく
)
の法
可笑
(
をかし
)
や
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“抜苦与楽”の解説
抜苦与楽(ばっくよらく)とは、衆生の苦を取り除いて楽を与えることをいう。
抜苦(苦を抜く)とは、悲をあらわし、
与楽(楽を与える)とは、慈をあらわす。
ただし、慈・悲を反対に配当する見解もある。
大智度論27には「大慈与一切衆生楽、大悲抜一切衆生苦」とある。仏教の基本的な考え方として、この世の苦しみを解除して、至福の境地に至ることが挙げられるが、これは「厭離穢土・欣求浄土」という言葉とともに、仏教の基本的理念を端的に現したものである。
(出典:Wikipedia)
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
与
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
“抜苦”で始まる語句
抜苦