“扈成”の読み方と例文
読み方割合
こせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扈成こせいはすでに、妹の一丈青の身の保証と交換に、宋江そうこうとのあいだに、不戦密約をしていたので、門を閉じて、彼を入れず、為に、戦い疲れた祝彪は
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
扈家荘こかそう扈成こせいという者が、陣見舞の酒肉を持って、お目にかかりたいといってまいりましたが」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
扈成こせいは、約を誓い、拝謝してすごすご帰った。——陣中こんな風景もあったりするまに、一方、孫立そんりゅうの組は、呉用のさしずの下に、着々とそのはかりごとを進めていた。そして一日
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)