懐旧談かいきゅうだん)” の例文
旧字:懷舊談
そんな懐旧談かいきゅうだんをしていたら限りがないが、兎に角寺町の通りの最近の発展は非常なものである。
早稲田神楽坂 (新字新仮名) / 加能作次郎(著)
話題は、ひる前の空林庵での懐旧談かいきゅうだんとはちがって、人生論めいたことを中心に、民族とか、国家とか、階級とかいうことにまでおよんだ。おもに口をきいたのは、先生と恭一と大河の三人だった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)