たる)” の例文
眼がさめながらまだ痺れたように睡たくて、背なかが蒲団から持ち上げられないほどたるい。こういうときがサイにいちばん辛く悲しかった。
三月の第四日曜 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)