悪食家あくじきか)” の例文
可哀そうだというだけでなく、——そんな熊の肉を想像するだに胸が悪くなる。だが、世にはそれに舌鼓を打つ悪食家あくじきかもあるのだ。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
こういう問いをかけられて、押しかけて来た二人の悪食家あくじきかも、おのずから切迫の真剣味につりこまれて