悪性わるしょう)” の例文
旧字:惡性
「おひいさまは、いつの間に、そんな悪性わるしょうにおなり遊ばしたんですか。乳母うばは……いいえ、あなた様のお父君も、わたくしの良人も、草葉の蔭でさだめし嘆いておいでられましょう」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)