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恍惚
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エクスタシイ
ふりがな文庫
“
恍惚
(
エクスタシイ
)” の例文
次の瞬間、彼は愛情と恐怖とのへんな工合に混り合つた、世にもふしぎな
恍惚
(
エクスタシイ
)
を感じだしてゐた。
鼠
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
画面から来る崇高なる感じと、叔父に対する悲壮なる感じとの合間合間に、高尚なそして無邪気な
恍惚
(
エクスタシイ
)
のソナタの旋律が揷まる。それが魅せられたような苦悩の形をとって彼の心を飜弄した。
恩人
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“恍惚”の意味
《名詞》
恍惚(こうこつ)
何かに心を奪われうっとりすること。また、そのようなさま。
意識がぼんやりしていてはっきりしないこと。また、そのようなさま。
認知症で脳の機能が低下しているさま。
(出典:Wiktionary)
恍
漢検1級
部首:⼼
9画
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
“恍惚”で始まる語句
恍惚境
恍惚感
恍惚郷