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心王
読み方 | 割合 |
しんのう | 50.0% |
しんわう | 50.0% |
(『宗鏡録』に曰く、「
垢法のために染せられず。なんぞ
浄法のために治せらるるや。生死の
羈するところにあらず。あに
涅槃のよく寂せんや。ついに
識主と称する、ゆえに
心王と号す」と)
“心王”の意味
《名詞》
(仏教)多様な心理を構成する中心となる心。説一切有部(学派の名称)は、1つの心王が全体を捉え、46種の心所と呼ばれる心作用が共におこると解した。唯識派は、8つの心王を挙げた。経量部(学派)は、1つの心王が種々に作用し、心所は別に存在しないと解した(ウィキペディア「心 (仏教)」も参照)。
(出典:Wiktionary)