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心王
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しんのう
ふりがな文庫
“
心王
(
しんのう
)” の例文
(『宗鏡録』に曰く、「
垢法
(
くほう
)
のために染せられず。なんぞ
浄法
(
じょうぼう
)
のために治せらるるや。生死の
羈
(
き
)
するところにあらず。あに
涅槃
(
ねはん
)
のよく寂せんや。ついに
識主
(
しきしゅ
)
と称する、ゆえに
心王
(
しんのう
)
と号す」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
“心王”の意味
《名詞》
(仏教)多様な心理を構成する中心となる心。説一切有部(学派の名称)は、1つの心王が全体を捉え、46種の心所と呼ばれる心作用が共におこると解した。唯識派は、8つの心王を挙げた。経量部(学派)は、1つの心王が種々に作用し、心所は別に存在しないと解した(ウィキペディア「心 (仏教)」も参照)。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“心王”で始まる語句
心王蔵識