或いは里神楽さとかぐらの山の神の舞に、杓子しゃくしを手に持って出て舞うからというなどは、もっともらしいがやや循環論法じゅんかんろんぽうきらいがある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)