御裁決ごさいけつ)” の例文
……何の御祈願か……お分りでござろうが。殿には、公儀の御裁決ごさいけつ如何いかがあろうという事に、明け暮れお胸を悩ませておいででござる。……火鉢の事など、一向問題でござりませぬて。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)