“御膝許”の読み方と例文
読み方割合
おひざもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脚絆きやはん草鞋わらぢ足拵あしごしらへは、見てくればかり軽さうだが、当分は御膝許おひざもとの日の目せえ、拝まれ無え事を考へりや、実は気も滅入つての、古風ぢやあるが一足毎に、後髪を引かれるやうな心もちよ。
鼠小僧次郎吉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)