御棺側ごかんそく)” の例文
『——いずれ、其儀そのぎに就ては、後より詳しく、御書面で申しまする。一刻を争って、お国表へ急ぐ途中、母上の御棺側ごかんそくをもつかまつらず、心苦しくは存じまするが』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)