“御服(ゴフク)” の例文
小にしては十日戎(トヲカエビス)の笹・妙義の繭玉・目黒の御服(ゴフク)の餅、其他東京近在の社寺から出る種々の作枝(ツクリエダ)は皆此依代で、同時に霹靂木(ヘキレキボク)の用に供せられてゐるのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一目に吉野蔵王(ザワウ)の御服(ゴフク)の餅花と一つものだと知れるが「ゑみくさ」に見えた佐渡のひげこのやうに、焼くことを主眼とするものと、さうした左義長風な意味を持たぬ餅花の類との間を行くもので
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)