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御常
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おつね
ふりがな文庫
“
御常
(
おつね
)” の例文
まだ西洋人を異人という昔の時代だったので、島田の
妻
(
さい
)
の
御常
(
おつね
)
は、
化物
(
ばけもの
)
と同居でもしているように気味を悪がった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
喘息
(
ぜんそく
)
で
斃
(
たお
)
れようとしてまだ斃れずにいる姉の事があった。新らしい位地が手に
入
(
い
)
るようでまだ手に入らない細君の父の事があった。その
他
(
た
)
島田の事も
御常
(
おつね
)
の事もあった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あの長い手紙が
御常
(
おつね
)
さんって女から届いた時、貴方が御話しなすったじゃありませんか」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
“御常”で始まる語句
御常談