御守殿女ごしゅでんおんな)” の例文
深窓しんそうにたれこめている御守殿女ごしゅでんおんなの初心よりは、お綱のような女の初心が、時には、ばかばかしいほど男に血道をあげるものだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)