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御嫌疑
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ごけんぎ
ふりがな文庫
“
御嫌疑
(
ごけんぎ
)” の例文
御嫌疑
(
ごけんぎ
)
も晴れたようでござりますが、それでもまだ、油断がならず、ときどき、不思議な風体のものが、うちの近所を、うろうろいたしておりますので——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「その女なれば、もうここにはおりません。……実は、われわれどもへまで、
御嫌疑
(
ごけんぎ
)
がかかっては迷惑と思い、ただ今、院中の者を呼び集めて、自発的に
取質
(
とりただ
)
しましたところが」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とんでもない
御嫌疑
(
ごけんぎ
)
だ。実に何にもありはしないが。ツマリいやになったというわけは。一生苦楽をともにしようという目的がたたないからサ。しかし君たちのいうのもうそでない。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
嫌
常用漢字
中学
部首:⼥
13画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
“御嫌”で始まる語句
御嫌
御嫌機