“御堀”の読み方と例文
読み方割合
おほり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし風のない晴れた日には、御堀おほりどての松の梢が自ずと霞んで、英国大使館の旗竿の上にとびが悠然と止まっているのも此頃です。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「もうすっかり夏だわねえ。御堀おほりの方を見ると、まるで芝居の背景見たようねえ。」
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)