“御出被下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいでくだされ50.0%
おんだしくだされ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿料は一週三十三円に御座候。あるいは御気に召さぬかと存じ候えども、御出被下おいでくだされ候えば喜こんで室々御案内可仕つかまつるべく候、敬具
倫敦消息 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これは追々新聞広告に見え候通り、当月十五日までに願書御出被下おんだしくだされたく、右科中に英語、和文、音楽(○是は西洋ピヤノより舞踏まであり)、日本の琴も間にあり。右学ばせ候はゞ可宜よろしかるべきかなど考候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)