“御余”の読み方と例文
読み方割合
おあまり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥様は泣はらした御顔を御出しなすって、きょうの御祝の御余おあまりの白米や金銭おかねをこの女に施しておやりなさるところでした。奥様が巡礼を御覧なさる目付には言うに言われぬうれいが籠っておりましたのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)