“当陽”の読み方と例文
読み方割合
とうよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて当陽とうようの戦には、趙雲が、命にかけて、長坂ちょうはんにむらがる敵大軍の中より救いまいらせたこともある。——さ、お返しなさい、阿斗の君を
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むかし当陽とうよう長坂橋ちょうはんきょうで、天下に鳴らした豪勇は、とくに予も聞いていたが、いくら英雄でも、年すでに七旬の白髪だ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)