“当体即空”の読み方と例文
読み方割合
たうたいそくくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本来氷も湯も隔なき水、鼠も猫も異ならぬ金なる時んば、仮相の互に亡び妄現の共に滅するをも待たずして、当体即空たうたいそくくう当事即了たうじそくりやう廓然くわくねんとして、天に際涯はて無く、峯の木枯、海の音、川遠白く山青し
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)