度外物どがいぶつ)” の例文
いまだかつて念頭にけざるは、滔々とうとうたる日本婦女皆これにして、あたかも度外物どがいぶつの如く自ら卑屈し、政事に関する事は女子の知らざる事となしいつも顧慮するの意なし。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)