床花瓶とこはないけ)” の例文
と聞えたればせゆきぬ。と見れば次のは片付きて、畳にちりなく、床花瓶とこはないけに菊一輪、いつさしすてしかしおれたり。
誓之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)