幽邃いうすい)” の例文
その第一院といふのが、とりわけ幽邃いうすいの土地にあつて、名高かつた。そこへ通つて来る中に徐佐卿といふ道士があつて、年に三四度はきまつて姿を見せるならはしになつてゐた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)