“幽玄清澄”の読み方と例文
読み方割合
ゆうげんせいちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……いま琴を弾じておるに、幽玄清澄ゆうげんせいちょうの音いろ、にわかに乱れて、殺伐さつばつ韻律いんりつとなった。かならず、窓外へきたものは、血なまぐさい戦場からさまようてきた落武者かなんぞであろう。……名を申せ。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)