帆掛舟ほかけぶね)” の例文
その始めにある第一番の右は即ち文鳳の画で、三艘さんそうの舟が、前景を往来して居つて、はるかの水平線に帆掛舟ほかけぶねが一つある。そのほかには山も陸も島も何もない。この趣向が已に面白い。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)