“左候得者”の読み方と例文
読み方割合
さそうらえば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それより時候の変目かわりめごとに打身に相悩み候やうに相なり、最早もはや二度とはかの大木には登れそうにもなき身に相なり申候。左候得者さそうらえば、樹上の大金は再び手にすることも出来かねわけなり。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)