崩壞くづれ)” の例文
新字:崩壊
我は物思ひつゝゆけり、彼曰ひけるは、恐らくは汝はわがしづめし獸の怒りに護らるゝこの崩壞くづれのことを思ふならん 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
其の崩壞くづれ
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
たゞこの溪の上にのみ碎けてこれを蔽はざるなり、汝等かはによこたはり底に高まる崩壞くづれを踏みて上りうべし 一三六—一三八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
トレントのこなたに、或は地震へるため、或は支ふる物なきため、横さまにアディーチェをうちし崩壞くづれあり 四—六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)