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山気
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やまき
ふりがな文庫
“
山気
(
やまき
)” の例文
旧字:
山氣
甲州人というやつは、一体になかなか
山気
(
やまき
)
がある。あの小僧なんぞも、あれでよく抜けたらエラ者になりそうだ。あれ、見えなくなってしまった、また谷底へ下りたかな。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ちっと気を大きくして
山気
(
やまき
)
を出せ、山気を出せ、あんなけちけちした男に心中立て——それもさこっちばかりでお相手なしの心中立てするよりか、こら、お豊、
三井
(
みつい
)
か
三菱
(
みつびし
)
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
内々は
富籤
(
とみくじ
)
までも買っているといった
山気
(
やまき
)
のある
按摩
(
あんま
)
でした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
山気
(
やまき
)
でやらかす王政復古も
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“山気”で始まる語句
山気質