山名時氏やまなときうじ)” の例文
足利方の大将山名時氏やまなときうじの家来で、漆間うるしまぞう六という者だった。蔵六の顎にも霜が生えていた。五十がらみの武者である。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)