はきもの)” の例文
傴僂せむしのように体を屈めてむやみにお辞儀をする者が家の中に一ぱいになった。参朝すると六卿がうやまいあわてて、はきものをあべこべに穿いて出て迎えた。侍郎じろうの人達とはちょっと挨拶して話をした。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)