小音せうおん)” の例文
又其暇に書房にて雪堂と小音せうおんにて浅間を語り、放言し、脚炉足をあぶり、床褥しやうじよくの上に在て茶菓を健啖し、誠に無上の歓楽、宇宙の内何の事か之にかむ、実に恐ろしき程の事、罰にても当らむかと
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)