小塚原こづかばら)” の例文
ただ『幽室文稿』は、安政五年戊午ぼごの正月より、六年己未きびの五月、殉難者の血を小塚原こづかばらそそがんがために江戸に檻送せらるるまで、一年半の記録なれば、その記事の詳略精粗は同日の論にあらず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)