寸人豆馬すんじんとうば)” の例文
勿論、独身らしいのです。寸人豆馬すんじんとうばと言いますが、豆ほどの小僧と、馬に木茸きくらげの坊さん一人。これが秋の暮だと、一里塚で消えちまいます、五月の陽炎かげろうを乗ってきます。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)