トップ
>
寒行
>
かんぎょう
ふりがな文庫
“
寒行
(
かんぎょう
)” の例文
寒の内には
草鞋
(
わらじ
)
ばきの
寒行
(
かんぎょう
)
の坊さんが来ます。中には
襟巻
(
えりまき
)
を暖かそうにした小坊主を連れているのもあります。日が暮れると寒参りの鈴の音も聞えます。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「音羽」の横町には格子づくりのおんなじ恰好のしもたやばかり並んでいた。正月の夜の心細い
寒行
(
かんぎょう
)
の鉦の音がいまでもわたしをその往来へさそうのである。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
“寒行”の意味
《名詞》
寒中に行う修行。寒さに耐える苦行。
(出典:Wiktionary)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“寒行”で始まる語句
寒行者