密輸入仲間ぬきやなかま)” の例文
そして彼は四、五年前にも、新鋭の銃器何千ちょうを、外船から密輸入した時、その折海の上で働いていた密輸入仲間ぬきやなかま甲比丹かぴたんの三次という名が重きをなしていたことを思いだした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)