実夏卿さねなつきょう)” の例文
「されば、洞院とういん殿のおん弟、実夏卿さねなつきょうとうかがいました。とりあえず、客殿きゃくでんにて、しばしおくつろぎをねがい、龍泉さま(正季まさすえ)へも即刻お告げ申しておく一方、かくはお出先へまで」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)