定紋入じょうもんい)” の例文
老僕が無言でわたしに背を向けた途端とたんに、お仕着しきせのひどくすり切れた背中が丸見えになって、そこに赤さびの出た定紋入じょうもんいりのボタンが、ぽつんと一つ残っているのが目についたが
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)