宇合卿うまかいきょう)” の例文
越えて翌年、益々盛んになって、四月北家を手初めに、京家・南家と、主人から、まず此時疫じえきに亡くなって、八月にはとうとう、式家の宇合卿うまかいきょうまでたおれた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)