“孝徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうとく50.0%
こうとく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皇極天皇は、蘇我氏が滅んだ翌日、皇位を中大兄皇子に譲り給はうとしたが、皇子は叔父君たる軽皇子かるのみこを皇位に即け奉られた。これが、三十六代孝徳かうとく天皇である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
天皇孝徳こうとくもまた、中大兄の横暴をいきどおり、その位を退くと言ったこともある。中大兄にたいして、不平であったのであろう。